前置き。
・基本的に望田論信者で配合6 歩様・馬体3 人間1 が評価ベース。
・中央予定馬だけでも86頭(1頭募集中止)いて気力が足りないので、シルクの時と比べるとキャロット様に関してはあくまで簡易版の雑感。
・(配合評価もまともに書いてくの面倒だから『好配合馬』とかで済ませる。あとで目についた好みの配合馬いくらかピックしてエントリ作っとこうと)
・各馬の評価も細分化せず、勝ち上がれそうか? のラインで線引きする〇×評価で。
・×つけたの全体で20頭だったけど、それ以外から造りがリスキーな馬が数頭落ちて、アクシデントあったり運がなかったりするのがまた数頭落ちるイメージで考えるとちょうどいいかなと。(テキトーすぎる)
僕はキャロット非会員なのでシルク募集馬たちとは違い馴染みのある血統馬ばかりというわけでもなく、今回各馬をあまり掘り下げてもないからずっと見てきた方々とはイメージがズレてることも多々あると思われる。
あと、こちらの動画もシルクみたく脚をはっきり判断するの難しそうだったからそこは基本スルーでやってる。
見ながら引っかかったとこだけ言及してる感じで。
関東馬からいってみよう!
1.デックドアウトの19 牡馬 父ディープインパクト 〇
レイクヴィラらしい好配合馬。母はアメリカンオークス勝ち。セレクト主取りからこちらに回ってきた。
母はミスプロクロス持ちで、Machiavellian、Blushing Groom、Round Tableがあるディープとなるとこの時期もうちょっと細身でスタイリッシュなのが出てくるイメージだけど
オジジアンやRobertoが効いてるのかなかなか要所に良い筋肉付いてて初仔ながら測尺も申し分ない。
歩かせれば配合面の長所がしっかり発現してるのも確認できるし牡馬に出たのも良いはず。バランスが良くてなかなかやりそう。というかこの母デックドアウトは今後とも要注目ですわ。
2.ヒルダズパッションの19 牡馬 父ディープインパクト 〇
1口37万5千円て400口で持つ額じゃないわなw
ここまでディープとの配合ではイマイチ弾けきらず、初めて牝馬に出たサンクテュエールが2歳戦から活躍しシンザン記念を制したのは血統面からするとさもありなんというところ。
測尺も大きく凄いスケール感のフレームにすでに凄い筋肉量が乗っかってて凄い。(語彙力)
なんやこれ新種のディープか!?ってワクワクしたけど
歩かせたらなんか思いのほかグニャってて若干拍子抜け。あくまでヴェルテアシャフトとかの延長でしかない印象。
パンとするまでカズヲは見れないし、そのあとどうなるかも読めないので、期待の高さは確かに感じるけれどもやっぱりギャンブル要素強いよね。
3.ティズトレメンダスの19 メス 父ディープインパクト 〇
母はEvil≒Editor's Note3×3とかいうなかなか尖ったもん持ってる。そこ以外の1/2もTiznowとRabidaという傍流で面白い血統構成してる馬。
Tiz Wonderfulの血を見て目を付けられた馬なんだろうか。ちゃんとディープ牝馬らしい馬なんだけど
遅生まれというのもあるにせよ母や血統のイメージからすると現状頼りなく映るし物足りなさはある。ここからノーザン育成パワーでどこまでいけるかね。
4.ファイナルディシジョンの19 メス 父ハーツクライ ×
遅生まれのハーツ牝馬としてはなかなか逞しい測尺。ちょっと動きが硬くてハーツっぽい遊びもないしこのフレームにここから更に筋肉付いていくとなれば芝でしなやかにしなるイメージは湧かないかな。配合面での強調材料もないからなんとも微妙なとこ。
5.サミターの19 牡馬 父ロードカナロア 〇
サミターはまた小さめかあ。それでも小さいながらほんと肉付きは良いんだよねえ。
デインヒル的突進力のありそうなカナロアだ。距離は持たないように思うけど悪くない印象。前脚怖い。
ハープスター子というだけでなくディープ×Special×トニービンのカナロア牡馬でこの測尺。ワクワクしながら見た。
運動神経高く俊敏に動けそうなカナロアで硬軟のバランスもなかなか。距離には限界あるだろうがかなりやりそう。楽しみ。
めっちゃルージュバックっぽい。初仔だけど気になる点も無くて良い馬だ。中距離馬でしょうな。楽しみやね。
ハープスターといいこういう馬でもキャロットなら母優先という必殺技あるのほんといいよなあ。どうしても高くはなるけども。
8.シーズンズベストの19 メス 父ロードカナロア 〇
まだ非力で窮屈そうに歩く。母父ロブロイの影響を強く感じる骨格。さすがにちょっと尺が怖いよねえ。上体の出来栄えには見どころあるから遅生まれも考慮すると勝ち上がるくらいの素質は余裕でありそうなんだけど、脚が持ちますかねこれ。
9.ティロレスカの19 牡馬 父ドゥラメンテ 〇
また新たなアルヘンからの刺客。母はRoman Rulerでそのまま短距離馬だったようで。
初仔だけどサイズも問題ないし、配合面でもドゥラメンテのツボは抑えてる。
母の影響強いのか歩様を見ても構造的にも距離には限界があるタイプだろうが、早期からマイルベースで期待できそうな感じ。そう考えると関東馬なのもよさそうでいいんじゃないかね。
生まれを考えると十分なフレームを有し、ドゥラメンテ牡馬ならここからどんどん大きく育ちそう。ただ歩様を見るとまだまだ非力。
エアグルーヴ≒ベガとも取れるナスペリクロスとSpecial持ちのドゥラメンテってだけで贅沢すぎるわ。
しかし4400万って少々弱気にも感じる。それで宮田厩舎となるとなんかあるのかもね。
11.ピュアブリーゼの19 メス 父ドゥラメンテ 〇
ここまでイマイチ結果を残せていないピュアブリーゼ、しかし今回は期待高まる好配合馬だ。
ヌレサドクロスのピューリティーに非ノーザンダンサーのMonsunでそこにドゥラメンテ。オーソドックスかつ飛距離も望める好形。
歩様を見てさらにテンション上がる。やるのでは。古賀先生の扱い方に耐えられれば向こう10年楽しめそう。これも母優先馬か。いいなぁ。
これまたなかなか好配合のドゥラメンテ。そしてデキも申し分ない。こっちは母優先なし。会員だったらワンチャンあったわけか。ぐぬぬ
13.ベルロワイヤルの19 メス 父ドゥラメンテ ×
もうちょっと胴伸びが目立つゆたっとした造りの馬が出てくるのかなと思ってたけどイメージと違った。印象としては別に悪くない。
ロイヤルアカデミーとゼダーンとHaloが入るVal Royalはドゥラメンテの相手として面白そうではあるんだけど、そこに母系まで乗っかってきて軟に全振りしてる分ちょっとふにゃふにゃ過ぎるんだよね。芯がない感じするのがどう出るか。
まあそもそもこの母の産駒の父はディープ、キンカメ、ハーツと想像たる顔ぶれながらどれもまともに進められてる様子がなくて、それ以前の問題かもしれんけど。
14.ディアデラマドレの19 牡馬 父モーリス 〇
個人的に注視してるモーリス×キンカメ×サンデーの配合馬。
動かすとやっぱりモーリスらしいモーリスだなあ。
僕の求めるモーリスはコレジャナイんだよなあ。
馬は良いからちゃんと走ってくるとは思う。
15.バウンスシャッセの19 牡馬 父モーリス 〇
モーリスとロブロイのハイブリッド感ある立ち姿でちょっと面白い。
後肢が不安定なのが若干気になるが、立派な上体に低めの重心で短足。前進気勢も強そうでこれはちょっとモーリス産駒のベースイメージとはズレたタイプやね。
如何にも堀厩舎っぽい。
ロブロイ、Halling、Specialのラインもモーリスの性質には合うだろうからこういうのがどうなるか楽しみにしとこ。
16.ヴィータアレグリアの19 メス 父モーリス 〇
すげえ身体の牝馬だw 胸がパツンパツン。
ヴィータアレグリアはClassy Cathyのパワーで走ったんだろうから長所は良く表現できてると思うし、モーリスにサンデークロスを挟んで捌きもスムーズでただのガサツな力馬に振りきれてないのはいいことなんじゃなかろうか。
中山ダ1800とか一気に捲ってきそうよね。個性の強い面白い馬に育ちそう。
17.アンレールの19 メス 父モーリス 〇
この牝系にディープという配合の母産駒らしい軽い捌きの馬。モーリスのくせに。
尺の割には現状体重軽めで体質も母系の影響強そうであんまりモーリス感がない。牝馬でもあるしRoberto的な筋肉が付きづらそうなのはプラスに働くかもしれない。
モーリスの牝馬ならこの手の馬の方が安心して見られそうではある。
血統表見てグニャッたやつ出てきそうだな~と思ったらやっぱりグニャグニャしてた。
胴長短足でこの歩きは個性的。この手のタイプは結局どれだけスピード出せそうか? を血統から読み解くしかないけど、なんとも微妙。僕は足りない方に張る。
注目の配合馬だったけど中川厩舎でげんなり(私怨)
動画見てなるほどと。なんか造りが怪しい。こういうの好きではないなぁ。
良い馬やね~。手堅く走るっしょ。
関東エピファならダントツでコレだ。
ボトムラインからKatiesのパワーが支える牝系でこういう血統構成はそれだけで今の時代に合っており
安定して結果を出してくる。
ハーツクライ系とDansiliの話はシルク募集時にブログで触れたけど、この手の配合で現状緩さが目立ってもボトムラインにKatiesみたいな血があると安心感が増す。
この馬もはっきりデキがよく、2歳世代の注目馬ダノンザキッドを緩めてもっと長めの距離にシフトさせた感じ。楽しみにしとく。
これも良い馬だなあ。さすがクルミナル。
ハービン牡馬でドカンという配合馬ではないけれど、この時期のハービン牡馬としてはシャキッとしてて良い。デキの良さと母の血の力でどこまでいけるかね。
23.エールデュレーヴの19 牡馬 父ハービンジャー 〇
これも結構良さそう。ハービンジャー面白そうなの揃ってるなあ。みんな母優先馬ね…。
基本的に牝馬の方が走る血統だからそのあたりと田村厩舎をどう見るか、か。
24.ヴェルジョワーズの19 牡馬 父ルーラーシップ ×
もうちょいサイズ欲しかったよな~とは思うけどこの血統だしな。
ルーラー×ネオユニ×Fairy Kingの構成でまあ定石通りではある。可動域の広い歩様でもあり、牡馬に出たから長めの距離向きになりそう。そう考えるとそこまでサイズ面は気にしなくていいかも。ただ2600万でも割高感はある。
25.スペルオンミーの19 メス 父ルーラーシップ 〇
すっごいボリューム感w
しかし特に窮屈感もなく歩様のバランスも良いし、距離は持たないだろうけど悪くないのではなかろうか。さすがにもう大して馬体も増えないでしょ、たぶん。
26.アウェイクの19 メス 父ルーラーシップ 〇
サイズ感の落差が凄いw
背の低さがなんとももったいない。そこ以外は素晴らしい出来栄え。
ルーラー×ディープにボトムの重しも効いてるし、もうちょい上に伸びれば一発ありそう。
27.アールブリュットの19 牡馬 父キズナ 〇
キズナ産駒としてはオーソドックスな好形。歩様もそんなキズナ産駒らしいですな。
距離は持たなそうだけど手堅く走るのではなかろうか。
28.ムーンライトダンスの19 メス 父キタサンブラック 〇
キタサンブラックにナスペリ重ねてノーザンダンサークロス、のパターン。
大柄脚長でもっと緩慢なのが出てくるのかと思ったけど持て余さずなかなか纏まってる。
この血統らしく前捌きに良さがある。案外良さそうだけどね。
29.サダムグランジュテの19 メス 父キンシャサノキセキ 〇
キンシャサ×kingmamboで楽しみにシルクで待ってたのにこっちに出しやがった。
この母の産駒は柔軟すぎて強靭さが足りないからかスピード出きらないとこあるけど、その辺の兼ね合いはこれまでで一番じゃないかと思う。適性考えるともうちょいサイズ欲しかったかな。芝で行ければいいんだけど。
次代の配合がなかなか楽しそうな馬だしキャロットに出るとこういう安い牝馬はとりあえず拾っておきたくなるのう。
30.カラベルラティーナの19 牡馬 父ディープブリランテ ×
管囲22.8w
動かしてもさすがにちょっと重たくは感じるかな。
カラベルラティーナ子ってスターミーらしくもっと捌きの軽いイメージだったからこれをどう処理すればいいのかわからない。
31.ペルレンケッテの19 牡馬 父ドレフォン 〇
3000万か。攻めてるなあ。
造りはドレフォン似だね。こういう関節が柔軟で可動域の広い芝向きドレフォンってどうなんだろか。
母父ディープのこの手のタイプはノーザンとしてもなんとか走ってもらいたいでしょうな。
32.リーチコンセンサスの19 メス 父ドレフォン 〇
こちらは一転して母系からパワースピードを注入。馬っぷりよくバチっと締まり可動域の狭い短距離馬。
足回りは軽やかだし良いスピードありそう。地面を叩くように接地するのちょっと怖い。
個人的にはこういう方向性のドレフォンの方が好み。
だって普通に考えれば芝の中距離に寄せてもサンデー系たちとやりあうにはしんどいだろうしなあ。
これも凄い身体してる。イスラボニータっぽい。
母がミスプロクロス持ちでなるほどという皮膚感。お手頃価格の牡馬でこういうのは如何にも人気しそうw
あー、動かしてもなかなか良いなあ。イスラボニータ産駒は柔軟性と可動域の広さから運動神経の良さを感じさせる馬が多くて一口クラブで人気するのも頷ける。
あとは実際レース走らせてどうなるかだけど一定のスピードは確実に伝えてくるだろうし思いっきしハズレということはなかろう。
この馬も母系のスタミナパワーの重しがしっかりしてて、歩かせると後肢はティエッチマンボだし、まあ上手いことバランス取れてるとみていいのでは。
こちらはNijinskyクロス持ちの母にミスプロクロス馬らしい胴伸びが目につく。
体高低めに重心低めで首差しから前駆がイスラボニータっぽくて、適性考えてもイスラ産駒ならこっちの方が好み。
うーん。シンプルに硬くてダートかなあ。もう少しゆとりが欲しかったなあ。
この母はコレジャナイって子ばかりで残念や。勝ち上れるか微妙なラインに思う。
うーん。ちょっと厳しいんじゃないかなあ。管囲だけの話じゃなくて、血統的特長を活かせそうな馬ではないかなと。
37.オーマイベイビーの19 メス 父クロフネ ×
サイズはそんなに悪くないはずなんだけど頼りなくとても非力そうに映る。
スピードも足りないだろうからなあ。
母はノーザンダンサー無しで本馬はサンデー3×3。
ジャスタウェイとの配合は可もなく不可もなくかと。まだ緩くて非力。別に悪くないからこの母だし勝ち上がるくらいは大丈夫そう。
どこまでいけるかは成長次第よね。
39.ロザリンドの19 メス 父スクリーンヒーロー 〇
ロザリンドも今回はこっちかあ。
シーザリオを無視すると母父ボリクリのスクリン牝馬って胡散臭さハンパない。
稲垣厩舎でさらに胡散臭さに拍車が。
Robertoのフレームにサンデー系の筋肉で歩いてる感じだけど、この母は相当ポテンシャル高いんだろうなあ。産駒みんな体質が素晴らしいと唸らされると同時に
それだけにスクリン牝馬で小さめなのはもったいないなあ。けどサイズがあったら脚が持ちそうにないしなあ。となる。
これはなかなか好配合。まだ緩いけど馬も良いと思う。
41.グリューヴァインの19 メス 父ヘニーヒューズ 〇
ヘニー牝馬で短めダート馬。1600万なら、まあ。
42.サザンスピードの19 メス 父ミッキーアイル ×
Halo、デインヒル、Nureyev、Sir Ivor全部クロスした意欲的な相似配合。ちょっとやりすぎじゃねw
牝馬で体高166の500キロoverは笑う。
この体型とサイズであまりクッションがない繋ぎと管囲19.5はちと怖いかも。
スムーズに運ぶイメージ湧かないなあ。シルクなら経過ヲチ対象になる。
43.ソングバードの19 メス 父リアルインパクト 〇
なにか特徴があるわけでもないけど全てにおいて悪くないかと。
44.ロスヴァイセの19 牡馬 父リオンディーズ 〇
これはわかりやすくオーソドックスな好配合。
測尺も申し分ない。活気もあり配合の良さが上手く表現されてる。
適度な緩さがあって芝向きかな。立派な数字の割に足回りの強度が追い付いてないがこの血統ならほっといてもシャキッとしてくるのではなかろうか。
距離には限界がありそう。
45.リーチングの19 メス 父アロゲート 〇
リーチングってピーピングフォーンの妹なんだ。
うーん、難しい。この血統にアロゲートの牝馬というだけで大変価値のある馬ではある。
シルエットはアロゲート風。ただアンブライドルズソング系っぽい胴のゆったりした感じがなくわりと詰まって締まりのある体質に出た。
歩様もDanzigクロスのサドラー持ち馬らしくて適性面いっちょんわからん。
遅生まれでここからこのフレームに筋肉付いてくると考えれば、日本で走るならダートになるのかなあ。